祭壇または仏壇にお供えするもの
真言宗・天台宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗・浄土宗
御霊具膳(おりょうぐぜん)および湯呑、仏飯器(ぶっぱんき)、水上(みずあげ)をお供えします。
地方・宗派により並べ方が異なる場合がありますので、詳しくはお寺様にお尋ねください。
浄土真宗
朝、仏飯器(ぶっぱんき:ご飯を盛る仏具)に炊いたご飯を最初にお供えします。昼までにお下げし、家族でいただきます。
華瓶(けびょう)に樒(しきみ)もしくはこれに似た青木をさします。お茶、お水はお供えしません。
位牌・過去帳の準備
真言宗・天台宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗・浄土宗
忌明け(四十九日)までに位牌を用意します。
四十九日(忌明け法要)のときにお魂入れをされることが多いようです。 お寺によっては、百ヶ日や初盆、一周忌までに用意するところもあります。
浄土真宗
浄土真宗では位牌を使わず、過去帖を安置します。過去帖をお寺様にお渡しし、白木の位牌に記入してある「法名・命日・故人名・享年」等を記帳していただきます。七日参り(なのかまいり)でお寺様にお預けされればよいでしょう。
仏壇に過去帖がなければ、仏壇店で購入して準備してください。その際は、見台(けんだい)という過去帖を置くスタンドも一緒にご用意ください。
葬儀後の法事
葬儀後の法事についてはこちらのページからご覧ください。
仏壇の準備
いつまでに必ず用意しなければならないということはありませんが、自宅用祭壇を撤去する四十九日までに準備することが多いようです。仏壇を決めたら、お寺様に開眼供養(浄土真宗では「入仏式」)をしていただきます。
ご本尊・お脇懸を本山からいただく場合は、その日数も考慮してください。